ウゴービ(wegovy)は、2023年3月に厚生労働省が承認し、2024年2月22日に日本で発売開始された肥満症治療薬です。
健康保険証の提示(保険適用)で処方される肥満症治療薬としてウゴービ(wegovy)は注目されており、購入方法や他の痩せる薬・ダイエット薬との違いを知りたいですよね。
そこでキャッスルアーティクル編集部では、ウゴービ(wegovy)の効果や服用方法・保険適用の条件まで詳しく調査しました!
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ウゴービ(wegovy)は肥満症治療薬ですが、条件面が厳しいので保険適用で安く始めたい人は注意が必要です。医療ダイエット・GLP-1ダイエットと比較して、納得できる方法で目標体重を目指しましょう!
- ウゴービ(wegovy)の日本発売日は2024年2月22日
- ウゴービ(wegovy)で期待できる効果や対象者
- ウゴービ(wegovy)はBMI指標で服用できる人が限られている
- 処方してもらえる人は保険適用になる場合がある
- 自己注射による肥満症治療がウゴービ(wegovy)
- ウゴービ(wegovy)の値段・自己負担額一覧
- ウゴービ(wegovy)と比較したい痩せる薬・ダイエット薬
- ウゴービ(wegovy)に近いリベルサス・オゼンピックのおすすめ処方方法
ウゴービ(wegovy)の日本発売日は2024年2月22日
ウゴービ(wegovy)は、2017年に米国で2型糖尿病治療薬として発売されたオゼンピック(ノボノルディスク)と同じセマグルチドを使用した肥満症治療薬で、日本では2024年2月22日に発売開始されました。
2023年1月27日 | 厚生労働省の薬食審・医薬品第一部会でウゴービ皮下注を承認することの了承を得る |
---|---|
2023年3月27日 | ウゴービ皮下注が厚生労働省から肥満治療薬として承認を公表 (ノボ・ノルディスクファーマ) |
2024年2月22日 | 日本でウゴービが発売開始 |
ウゴービ(wegovy)が承認される過程ではSTEP臨床試験プログラム(日本人585人を含む5085人の過体重または肥満の成人が参加した国際共同研究)の結果に基づいており、体重減少効果・血糖減少効果の期待ができます。
GLP-1ダイエット(保険適用外)で処方されるオゼンピック(自己注射)やリベルサス(飲み薬)と同様成分であるセマグルチドが含まれており、日本がアジア諸国では初めてで世界6か国目が日本となります。
ウゴービ(wegovy)で期待できる効果や対象者
セマグルチドが含まれていて体重減少効果・血糖減少効果の期待ができるウゴービ(wegovy)ですが、目的や対象者を理解しないとギャップを感じるリスクがあります。
ウゴービ(wegovy)の処方相談をしたくても対象外だと意味がないため、あらかじめ条件を確認してみましょう。
ウゴービ(wegovy)はBMI指標で服用できる人が限られている
ウゴービ(wegovy)を処方してもらえる人は限定的で、以下に該当する場合のみ対象者になります。
対象の人 | 2型糖尿病や高血圧・脂質異常症のいずれかを診断された肥満症の人 |
---|---|
BMI指数 | BMI27以上で、2つ以上の肥満に関連する健康障害が生じている BMIが35kg/m2以上 |
2つ以上の肥満に関連する健康障害はタップで表示
- 耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
- 脂質異常症
- 高血圧
- 高尿酸血症・痛風
- 冠動脈疾患
- 脳梗塞・一過性脳虚血発作
- 非アルコール性脂肪性肝疾患
- 月経異常・女性不妊
- 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
- 運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症)
- 肥満関連腎臓病
BMIは体重(kg)÷身長(m)の2乗で算出される値で、BMI27は以下の身長・体重が基準値です。
- 身長157cm:体重66.55kg以上がBMI27
- 身長160cm:体重69.12kg以上がBMI27
- 身長165cm:体重73.50kg以上がBMI27
- 身長170cm:体重78.03kg以上がBMI27
- 身長175cm:体重82.68kg以上がBMI27
例えば、BMI35になると身長165cmで95.28kg以上になるため、ウゴービ(wegovy)の処方相談をする前にあなたの状況を確認した方がスムーズな処方がされます。
一方でBMIや2型糖尿病や高血圧・脂質異常症などの条件があるため、ウゴービ(wegovy)は他の糖尿病治療薬や痩せる薬と比較してハードルが高いことを覚えておきましょう。
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ウゴービ(wegovy)が対象外の人は「痩せる薬・ダイエット薬一覧と痩せる効果・安いランキングを詳しく紹介【2024年7月版】」を参考にしてください!
処方してもらえる人は保険適用になる場合がある
ウゴービ(wegovy)は保険適用の肥満治療薬としても注目されており、前述の対象の人・BMI指数が該当すれば3割負担で処方してもらえます。
一方でウゴービ(wegovy)は、教育研修施設として認定された病院のみ処方してもらえるため、アクセス状況を確認しないとスムーズな処方が難しいでしょう。
- ウゴービ(wegovy)の処方は保険適用で3割負担
- ウゴービ(wegovy)の取り扱い病院は教育研修施設として認定された施設
- 在庫が限られている場合や対象病院が限定的で事前の問い合わせがおすすめ
例えば東京都内だと東京医科大学病院や公益財団法人朝日生命成人病研究所附属医院などが処方をしていますが、大学病院や附属病院などが対象になるため、アクセス状況によっては交通費等の影響で予算オーバーになる可能性があります。
したがって、ウゴービ(wegovy)が対象外の場合やダイエット目的であれば、代わりとして評判のオゼンピックやリベルサス(飲み薬)と比較した方が良いでしょう。
自己注射による肥満症治療がウゴービ(wegovy)
GLP-1受容体作動薬の中で保険適用となるウゴービ(wegovy)ですが、投薬方法は自己注射になるため、飲み薬を求めている場合はおすすめしません。
ウゴービ(wegovy)以外のGLP-1受容体作動薬を比較すると以下の通りです。
GLP-1受容体作動薬 | 投薬方法 | 保険適用 |
---|---|---|
ウゴービ | 自己注射 | 保険適用 |
リベルサス | 飲み薬 | 保険適用外 |
オゼンピック | 自己注射 | 保険適用外 |
サクセンダ | 自己注射 | 保険適用外 |
保険適用外ですが、飲み薬としてGLP-1受容体作動薬を投薬できるリベルサスは、月々7,028円から始められて他の投薬方法よりも安くなるメリットが特徴です。
予算がないかつ自己注射に抵抗がある人はウゴービ(wegovy)よりもリベルサスを考えてみると良いでしょう。
ウゴービ(wegovy)の値段・自己負担額一覧
ウゴービ(wegovy)の値段や自己負担額は決まっており、いずれも保険適用の3割負担で処方してもらえます。
ウゴービ | 薬価 | 保険適用 (3割負担) | 1ヶ月あたり (4週分) |
---|---|---|---|
0.25mg | 1,876円 | 562円 | 2,248円 |
0.5mg | 3,201円 | 960円 | 3,840円 |
1.0mg | 5,912円 | 1,773円 | 7,092円 |
1.7mg | 7,903円 | 2,370円 | 9,480円 |
2.4mg | 10,740円 | 3,222円 | 12,888円 |
1週間に1回のペースで投薬をするウゴービ(wegovy)ですが、1ヶ月あたり2.4mgであれば12,888円かかるため、リベルサスやオゼンピックと比較して高くなる可能性があります。
保険適用であってもキャンペーンや割引クーポンの適用になる可能性がある保険適用外であれば安くなることがあるため、プランを比較して予算内で処方してもらう方法を選ぶと良いでしょう。
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GLP-1受容体作動薬を安さ重視で比較したいならクリニックフォアがおすすめです。初回限定のクーポンコードがあるので、初めてGLP-1受容体作動薬を投薬する人向けですよ!
ウゴービ(wegovy)と比較したい痩せる薬・ダイエット薬
ウゴービ(wegovy)と比較したい痩せる薬・ダイエット薬はリベルサスとオゼンピックの2種類です。
いずれもGLP-1受容体作動薬になりますが、投薬や処方方法・保険適用が異なります。
初めてGLP-1受容体作動薬の処方をしてもらう人や限られた予算でスムーズに目標体重を目指したい人は、ウゴービ(wegovy)と比較したい痩せる薬・ダイエット薬を参考にしてください。
ウゴービ(wegovy)とリベルサスの違いを比較
ウゴービ(wegovy)とリベルサスの違いを比較すると以下の通りです。
ウゴービ | リベルサス | |
---|---|---|
保険適用 | ※ダイエット目的の場合 | |
投薬方法 | 1週間に1回の自己注射 | 1日1回の飲み薬 |
有効成分 | セマグルチド | セマグルチド |
オンライン診療 | ||
1ヶ月の値段 | 2,248円〜 ※0.25mgの場合 | 7,028円〜 |
条件 | 複数の条件あり | 医師が判断した場合 |
おすすめな人 | ウゴービを処方している病院が近くにある人かつ条件に当てはまる人 | 自己注射に抵抗があり、ダイエット目的でGLP-1受容体作動薬を投薬したい人 |
リベルサスはウゴービ0.25mgと比較すると高いですが、1.0mg以上になると値段が逆転するため、GLP-1受容体作動薬の投薬する強度で比較すると予算調整がしやすくなります。
さらに1日1回の服用を継続するだけでGLP-1受容体作動薬の投薬ができるため、自己注射に抵抗がある人でも始めやすいメリットが特徴です。
- ウゴービ(wegovy)を処方している病院探しをする必要がない
- 処方条件がウゴービ(wegovy)よりもハードルが低い
- ウゴービ1.0mg以上ならリベルサスの方が安い値段
- 対面診療以外にもオンライン診療でリベルサスを処方してもらえる
- オンライン診療なら継続的な服用をしやすい
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リベルサスはオンライン診療で処方してもらえるので相談ハードルが低いです。リベルサス通販の安いランキングを参考にして、予算内で処方してもらいましょう!
ウゴービ(wegovy)とオゼンピックの違いを比較
ウゴービ(wegovy)とオゼンピックの違いを比較すると以下の通りです。
ウゴービ | オゼンピック | |
---|---|---|
保険適用 | ||
投薬方法 | 1週間に1回の自己注射 | 1週間に1回の自己注射 |
有効成分 | セマグルチド | セマグルチド |
オンライン診療 | ||
1ヶ月の値段 | 2,248円〜 ※0.25mgの場合 | 26,900円〜 |
条件 | 複数の条件あり | 医師が判断した場合 |
おすすめな人 | ウゴービを処方している病院が近くにある人かつ条件に当てはまる人 | 外出することなく、スキマ時間だけでGLP-1ダイエットを始めたい |
オゼンピックはウゴービ(wegovy)よりも1ヶ月あたりの値段は高いですが、スマホ1台だけで相談ができるオンライン診療が対象になるため、外出する手間なく処方してもらえます。
さらにダイエット目的で処方してもらうことが中心になるので、治療目的以外でGLP-1受容体作動薬の投薬を考えている人でも気軽に医師のカウンセリングを受けやすいメリットが特徴です。
- ウゴービ(wegovy)を処方している病院探しをする必要がない
- 処方条件がウゴービ(wegovy)よりもハードルが低い
- オゼンピックの取り扱いをしているオンライン診療が多い
- オゼンピックの投薬をはじめた後でも医師に相談しやすい
- 1本あたり2mgの配合量で副作用が少ない傾向がある
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オゼンピックを処方しているおすすめオンライン診療は、eLife(イーライフ)やクリニックフォアです。顔出しに抵抗があればeLife(イーライフ)だと電話で相談ができるのでおすすめですよ!
ウゴービ(wegovy)に近いリベルサス・オゼンピックのおすすめ処方方法
ウゴービ(wegovy)とは異なりますが、セマグルチドが含まれているGLP-1受容体作動薬であるリベルサス・オゼンピックのおすすめオンライン診療を紹介します。
オンライン診療はスマホだけで処方されるので、外出する時間がない人でもスキマ時間だけでスムーズに医師へ相談ができます。
キャッスルアーティクル編集部おすすめのオンライン診療を比較してみましょう。
クリニックフォアなら安い値段で飲み薬を処方してもらえる
クリニックフォアは、自己注射のウゴービ(wegovy)と異なり、飲み薬であるリベルサスでセマグルチドを投薬できる処方対応をしています。
さらにキャッスルアーティクル編集部が紹介しているGLP-1ダイエットおすすめオンライン診療のリベルサスが安いランキングで1位のプランがあるため、予算が限られていても始めやすい特徴が魅力です。
初回限定で割引クーポンの発行(無料カウンセリング+1,000円OFF)もしているため、ウゴービ以外のGLP-1受容体作動薬と比較したい人は気軽に相談ができるでしょう。
クリニック | クリニックフォア |
---|---|
GLP-1ダイエットプラン | ・GLP-1内服薬(リベルサス) ・GLP-1注射薬(オゼンピック) |
料金 | ・リベルサス3mg:初月7,028円〜 ・リベルサス7mg:初月14,942円〜 ・リベルサス14mg:初月24,579円〜 ・オゼンピック1本:29,700円〜 ・オゼンピック2本:56,430円〜 ・オゼンピック3本:80,190円〜 |
オンライン診療 | 対応可 |
診療時間 | 7:00〜24:00 ※診療時間は、土日祝日など状況によって異なる場合があります。 |
クリニック数 | 12店舗(田町・新橋・飯田橋・有楽町・大手町・四谷・新京橋・大宮・池袋・渋谷・亀戸・心斎橋) ※2024年7月時点 |
保証やアフターケア | オンライン診療で相談可能 |
DMMオンラインクリニックなら24時間診療でスムーズに処方してもらえる
DMMオンラインクリニックは、24時間診療で医師のカウンセリングを受けられるオンライン診療で、飲み薬(リベルサス)の処方対応をしています。
仕事終わりやスキマ時間を有効活用できるだけでなく、定期便でもいつでも解約ができるため、スムーズなスケジュール調整ができるメリットが魅力です。
DMMオンラインクリニックはウゴービと同様の自己注射はないですが、飲み薬からGLP-1受容体作動薬の投薬をしたい人やスキマ時間を有効活用して処方してもらいたい人向けのオンライン診療になります。
クリニック | DMMオンラインクリニック |
---|---|
プラン | ・GLP-1 内服薬3mgプラン(リベルサス3mg) ・GLP-1 内服薬7mgプラン(リベルサス7mg) ・GLP-1 内服薬14mgプラン(リベルサス14mg) ※他プラン多数 |
料金 | ・GLP-1 内服薬3mgプラン:8,305円~ ・GLP-1 内服薬7mgプラン:16,225円~ ※らくらく定期便 |
解約条件 | 継続縛りなし。いつでも解約可能。 |
オンライン診療 | 対応可 |
診療時間 | 24時間 |
保証やアフターケア | オンライン診療で相談可能 初心・再診問わず無料相談 |
ウゴービ(wegovy)に関するよくある質問
ウゴービ(wegovy)に関するよくある質問に関するよくある質問を紹介します。
初めてウゴービ(wegovy)の処方相談をする場合は、疑問や不安を解消しましょう。